関西サロン(5月)のお知らせ

マーチお疲れ様でした、皆様ありがとうございました。昨年と比べてもより多くの方にきていただきました。

 

次回サロンは5月28日(日)の18時から

中崎町朱夏にて開催されます。

話したい人が、話したいことをしゃべる自由な会です。

Salon de AManTo 天人 :: 朱夏

 

どなたでも気軽にきてください。

cannabisty@gmail.com

 

東京マーチお疲れ様でした

東京マーチに、カンナビスト@関西のオーガナイザーと二人で参加してきました。

当日の模様を、私が密かに尊敬する秋山理央さんのカメラが伝えてくれています。

秋山さんは、ヘイトデモへのカウンターや反原発デモで何度もみかけていて、挨拶をしたことくらいはありますが、なにぶん彼はカメラを持っている時には常在戦場でありますので、邪魔をしないように遠くから見ています。リスペクト。

 

現在、大麻合法化/非犯罪化が進んでいる全ての国において、まずあるのは下からの、民衆のムーヴメントです。行政や企業はそのあとから、のっしりのっしりと、重い腰をあげるだけです。現代日本の、ヘイトスピーチ規制法もそのように設立されました。

オランダの合法化運動も、一番最初はProvo運動という、藝術集団によって牽引された、ハプニング/管理的な社会秩序に対する挑戦によって担われたのです。Provoの人々は、60年代にオランダ王室の結婚式を痛烈に揶揄し、そして自動車社会を批判するために無償の自転車を人々に配布しました(ホワイト・バイシクル運動)、さらに勝手に大麻の種をまいて、公然と路上で吸い始めました。

 

いつでも、こうした一部の民衆の活動は、当初馬鹿にされ、白眼視されるものです。馬鹿にされたり、反道徳的だと言われない民衆の運動は、それを恥じるべきで、だから何をつまらないことをやっているのだと言われることは、名誉なことです。

 

Global Marijuana Marchは90年代末に開始されましたが、この運動を創始した人々は、いわゆる「ヒッピー」というよりは「イッピー」でした。

Youth International Party(頭文字をもじって、イッピーだと称しました)は、アビー・ホフマンや日本でも有名な詩人のアレン・ギンズバーグらによって1967年に設立され、ベトナム反戦運動に参加する、広範な若者の支持を得ました。

イッピーたちは、当時の黒人差別、同性愛者差別に反対し、ジョン・シンクレアの逮捕に抗議しました。シンレクアは、当時ベトナム反戦運動の活動家でしたが、おとり捜査によって大麻の所持容疑で収監されます。彼のことを、ジョン・レノンとヨーコが歌ったのはあまりに有名な話です。

 

 

この時から、イッピーが米国の大麻取締に反対し、反戦・反差別・大麻合法化を旗印に、60年代から70年代の米国社会で存在感を示します。日本では山田塊也(ポンさん)や山尾三省、ナナオサカキといったビートニク/ヒッピーの放浪者が、反原子力大麻合法化を叫んでいた、そういう時代です。

その後、イッピーの活動は緑の党エコロジー主義、草の根の大麻合法化、環境運動に散開していきますが、彼らは90年代まで生き延びて、Global Marijuana Marchを呼びかけました。

それが、東京で最初に開催されたマリファナ・マーチの系譜です(ただし東京のメンバーとイッピーらと直接のつながりはありません)。

 

大阪のマーチは、5月21日の日曜日正午から、柏原のLive Bar POUNDでひっそりと高らかに開催されます。

 

Peaceful March 2017 Osaka Vol.1

関西でのマーチが以下の通り開催されます。

 

Peaceful March 2017 Osaka 

とき: 2017年5月21日(日) 12時~夕方

ところ: Live Bar Pound (大阪柏原市、JR大和路線柏原駅からすぐ)

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<内容>

*ライブ出演

DESANCO

NARICHAN & Friends

アチャコandフレンズ

5GR

RANKIN TAXI

 

トーク

カンナビスト@関西スタッフ

アチャコさん

RANKIN TAXI

High Times記者

 

昨今の大麻問題と政治について、出演者やフロアの面々を交えて熱く語りたいです。

一般のお店を借りていますので、チャージ1000円(1ドリンクつき)のみカンパ頂けますようお願いします(完全に儲け度外視で主催者持ち出しです)。

関西サロン(4月)のお知らせ

関西のサロンが下記日程で開催されます。
カンナビスト@関西では、どなたでも参加できるオープンな場として
毎月最終日曜日にサロンを開いています。

 

* 次回マーチの企画をしているのですが、スタッフが足りておりません、一つ当日だけでも手伝ってやろうという奇特な方がおられましたら宜しくお願いします!


【関西サロン】
とき:4月30日(日) 18:00~21:00

ところ: 中崎町 朱夏
http://amanto.jp/index.php/groups/shuka/

*参加無料、出入り自由

今回のサロンでは、以下のような話をする予定です。

○ 次回マーチなど企画のお話

○ 米国の状況について

○ その他参加者がしたい話をなんでも

 

お問い合わせなどどなたでもどうぞ
幹事メール: cannabisty@gmail.com

東京マーチの紹介

大阪でのマーチは5月21日ですが、東京では5月7日、青山公園にて開催されます。

12時~集会、スピーチ&ライブ

16時~サウンドデモです。

 

東京や大阪のマーチはGlobal Marijuana Marchのムーブメントの一つであり、逮捕ではなく医療と教育と自由を求めるものです。

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大阪でも出演してもらうランキン・タクシーさんの紹介動画がこちらです。

www.youtube.com

ロケ地は三軒茶屋のレコード屋でしょうか、冒頭ちらっと映った江戸アケミの「やっぱ、自分の踊り方で踊ればいいんだよ」が良い味だしています。

じゃがたらMute Beatを聴きたくなって、Organ's Melodyをかけてみました、今聞いても何も遅れていない、新しい音でした。

 

ボブ・マーリーが天国で泣いてるぜ

ピーター・トッシュが天国で泣いてるぜ」

www.youtube.com

関西マーチ 2017 春

関西でのマーチが以下の日程で開催されます、内容詳細についてはまた後日記載します。

 

とき: 2017年5月21日(日) 12時~夕方

ところ: Live Bar Pound (大阪柏原市、JR大和路線柏原駅からすぐ)

bar-pound.tumblr.com

  

<内容>

*ライブ出演

DESANCO

NARICHAN & Friends

アチャコandフレンズ

5GR

RANKIN TAXI

 

トーク

カンナビスト@関西スタッフ

アチャコさん

RANKIN TAXI

High Times記者

 

昨今の大麻問題と政治について、出演者やフロアの面々を交えて熱く語りたいです。

一般のお店を借りていますので、チャージ1000円(1ドリンクつき)のみカンパ頂けますようお願いします(完全に儲け度外視で主催者持ち出しです)。

 

 * 本企画は違法行為を推奨するものでは全くありません。自由な社会、公正な法とは何かを考える、健康的な会です。

 

主催: カンナビスト@関西、AKR-Style

問い合わせ: morihajime6314@gmail.com

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com 

 

昭恵と大麻

cannabisty.hatenablog.com

 

以前、ここでも↑の記事で書いたのですが、渦中の昭恵総理夫人についてです。

彼女が、上野さんの畑に見学にいって、またヘンプ問題関連で同情的な立場にあることは広く(?)知られています。

 

私は、そうだからといって彼女は同時にタカ派で、基地賛成派で、原発推進派の議員の応援を積極的に行っている、半分私人/半分公人のタカ派政治活動家なのだから、関与はしたくないと以前からずっと言っていました。

彼女は一貫して、昔から教育勅語を礼賛し、第二次世界大戦の日本の立場に同情的で、そして戦後は「日本を強くするために」原発は必要だという立場に与してきました。

 

もちろん、大麻合法化論者の中にはナショナリズムを掲げて、<右翼として日本の伝統たる大麻GHQの押し付けから取り戻すのだ!>という、神道系の主張があることも良くわかっています。それはそれで、個人として批判はしますが、私が言ってもどうにもならないことです。

 

しかし、私たちはそうした極右の(日本のメディアではどうしてか、ルペンやトランプ支持の福音派のことは「極右」と正しく呼びますが、国内の日本会議などは「保守」であるとマイルドに隠して呼んでいます、でも、どうみてもそれは「極右」です)、とても偏った人々と、一緒に協力したいとは思っていません。

 

そうした極右は、一方で「日本人の国益」を護れと言いながら、もう一方の手で、必ず原発立地地域の反対者や、在日外国人などのマイノリティを無視し虐げているからであって、私たちはいつでもマイノリティの側に立って、そうした人々の関与を退けたいと思っているからです。

 

いじめを無視・黙殺することが、いじめに対してフェアであるということはなく、極右のナショナリズムイデオロギーに対して中立で、場合によって協力しますというのも、決して中立などではありません。

バビロンとマイノリティの係争に対して、「どっちもどっちだから、私は中立」などということが、どれほど無責任で結果的にバビロンの味方をしてしまっているのかは明白であると思います。

たとえ「ごまめの歯ぎしり」であろうが、私は、そうした他者への攻撃を批判します。それこそが、他者の権利を尊重することに繋がるのですから。

 

誰も逮捕されない未来の希望に向かって、One Love

www.youtube.com