9月サロンのお知らせ

9月の大阪でのサロンが下記日程で開催されます。
カンナビスト@関西では、どなたでも参加できるオープンな場として
毎月最終日曜日にサロンを開いています。

【大阪サロン(9月)】
とき:9月27日(日) 19:00~21:00
ところ:朱夏
(地下鉄谷町線中崎町駅から3分)
http://amanto.jp/groups/shuka/

*参加人数やお店の都合などによって、場所が近隣のお店に突然変わっていることがありますので、はじめて参加される方はメールにて一度ご連絡をいただけると確実です。

*参加無料、出入り自由

今回の大阪サロンでは、以下のような話をする予定です。

○直近のイベントについて

○国内における非犯罪化運動の動向報告

○今後、大麻非犯罪化運動を進めていくための諸々の方策

以上のような話だけではなく、雑談なども多くあるかと思います。
「楽しく、真面目に」がモットーの大阪サロンです。

参加者は4名から多くて10名程度の小さな集まりですが、
新規の方も多く身内ノリは全くないと思います。気軽に飲みにきてください。

ご不明な点などは、お気軽に下記メールまでご連絡下さい。

尚、サロンでは以下のようなことはお断りしています。
*ナンパ行為
*違法の物品の持込や、その他法令に触れる行為

主催
カンナビスト@関西
http://cannabisty.hatenablog.com/

(幹事メール) cannabisty@gmail.com

マリファナ・マーチの歴史

マリファナ・マーチは1999年以降に世界中で、大麻への処罰を軽減/撤廃しようという主張と共に行われてきました。

2015年大阪のマリファナマーチは8月2日正午から服部緑地公園で開催されます。

マリファナマーチ2015 Osaka - cannabistyのブログ 

 

欧米では現在、EU圏の大部分の国で大麻の少量所持によって懲役刑を科されるということはなくなり(オランダが有名ですが、例えばスペインやポルトガルでも事実上の合法化が行われていて罰則は適用されていません。デンマークなど他の国でも営利目的の栽培などを行っていなければ罰金等の軽い行政罰が適用される場合が多いです)、米国でも西海岸のほぼ全域と一部東海岸において、事実上の非犯罪化が進みました。

 

マリファナ・マーチは正式名称をGlobal Marijuana Marchと呼び、その名の通り世界中の72か国における800箇所で開催されていて、大きなものではトロントのGMM(↓)が有名です。北米、南米、欧州、オーストラリアなどで開催され、世界的にはかなり有名な文化的ムーヴメント/お祭り/社会運動であります。

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日本では、当初市民団体のカンナビストが中心となって、1999年から東京、大阪、札幌などの都市で開催されてきました。

マーチは決して、奇想天外な集まりではなく、単に最近の研究からコカインや覚せい剤、あるいは一部の危険ドラッグといった本当に有害性の高いドラッグと大麻は異なることが判明し、これはアルコールやタバコと同じように社会的にコントロールの可能なソフトドラッグであるなら、そうしたものの利用者に、懲役刑という重大な罰則を適用するのは行き過ぎであると主張する、緩やかな文化的ムーヴメントでした。

そして事実、マリファナが合法化され、既に一般の店舗で売られているシアトルやオレゴンといった米国諸州やオランダ、あるいは古くから喫煙習慣のあるインドや中近東の一部地域やジャマイカ等において、マリファナを原因とする死亡事故や殺人などの重大な犯罪は認められないのです。

 

確かに、子供の喫煙をどのように防止すべきなのか、自動車運転の規制をどうすべきかといった論点はアルコールと同じくあり続けていますが、しかし現在の欧米では、だからといって個人の少量所持が懲役刑に値するのだという見解のほうが、かなり奇抜で、頑固なまでに保守的な(極端なプロテスタントの倫理を主張する宗教右派の)発想だと受け止められています。ここでの社会的討論の題材は社会的な教育や、課税方法や、医療用使用の方法や、公的な場での喫煙に対する罰金の可否であって、1グラムの大麻を個人が持っているだけで何年も刑務所に入るべきだなどと主張する人は、とても少なくなってきました。

 

こうした過去20年間における考え方の変化は、最近もナショナル・ジオグラフィックで特集されたような大麻への科学的研究の進展だけではなく、個人に過度の罰則を科すべきではないと考える、リベラルな若者たちのムーヴメントが大いに関係しています。そしてその内の一つが、Global Marijuana Marchであったことは間違いないのではないでしょうか。

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 ヨークタウン、2014年マーチ

 

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 アルゼンチン、2014年マーチ

一人のカンナビストとして戦争反対を

 本日7月15日に衆院特別委員会でいわゆる戦争法案が可決され、日本は戦後の立憲主義と憲政にとって大きな分水嶺を迎えました。 

 私、山本は一人のカンナビストとして、大麻には個人に懲役を科するほどの明白な害悪はなく、社会規範から逸脱しているという理由で厳罰を科し続けるのは禁酒法や同性愛禁止法(ソドミー法)のような人権問題だという一点を中心として、大麻取締法に反対してきました。

 

 もちろん、こうした主張は私たちが始めたわけではなく、1960年前後のビートニクから70年前後のヒッピー・ムーヴメントの中で繰り返し主張されてきた問題でした。そして、そうした古くからの大麻摘発への批判者たちは、ほとんど例外なく、同時に自由と平和を愛する人々であり、ベトナム戦争イラク・アフガン戦争に反対し、原発に反対してきた人々であったことも忘れてはいけないと思います。

 

 戦争や原発を推進することで、いつでも得をするのは大企業や政府高官であって、そして実際に命を落とし、あるいは生活を奪われるのはいつでも名もなき民衆であるということ、そして戦争を推し進めるために支配者が言う言葉は、いつだって「私たちの国が危険に晒されている。これに抵抗することが平和を愛する国民の義務である」というセリフでした。

 どのような先制攻撃も、それこそWW2からイラクパレスチナに至るまでの攻撃も、全てはこうした「自国を守るための平和への戦争」として時の権力者は外部からの危機を語り、防衛の必要性を語りながら国民を戦争に駆り立てました。

「国民を戦争に参加させるのは簡単なことだ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」

 ヘルマン・ゲーリング

 

 あまりカンナビストの活動としては、政治的な問題には言及してこなかったのですが、大麻問題と関係の深い戦争と平和の話であるなら、こればっかりは言及しないということも、また「無視・無関心であるという立場」にならざるを得ないのだろうと思います。

 そして、民衆の一人として大麻摘発に反対してきた人々、例えばポンさんこと山田塊也さんや、アレン・ギンズバーグや、あるいはアメリカの緑の党の人々は、政治的な右派左派の問題としてではなく、こうした戦争の現実に対して一貫して同時に強く反対し、そんな下らない権力者の言うことなど聞くものかと風刺を行ってきました。そして私も、そのような立場の一人でありたいと思います。

 

 そんな自由と平和を愛するマリファナ・マーチは2015年8月2日の正午から、服部緑地公園にご参集ください。

 

マリファナマーチ2015 Osaka - cannabistyのブログ

マリファナマーチ2015 Osaka

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2015年大阪でのマーチが開催決定しました!

 

【公式SNSはこちら】

MARIJUANAMARCH2015 | Facebook

Marijuna March 2015 (@Marijuna2015) | Twitter

 

とき: 8月2日(日) 12時~夕方(19時頃)

ところ: 服部緑地公園 野外音楽堂

hattori.osaka-park.or.jp

 

『出演』
RANKIN PUMPKIN・ Prof.CHINNEN・奈良大介・あちゃこandフレンズ
BOZE THE MAGIC・ DADDY RANKIN・ LAS BARNER
MAJOR KID...・ MOOTCH・笑動・HUSKY
LILY-M・ HUMPTY DUMPTY・ WAVE BEAT
EXTRA・ LICK POSSE・ Fantasy guest

『音響』
exclusive hi-fi

『トーク』
カンナビスト関西サロン幹事 山本氏
『飲食&物販マーケット』
ジャークチキン・ アイタルフード・各種物販
『協賛・協力店』
THAMEL・大麻堂・ 神音比
WHATEVER・ HUMTY DUMPTY・ Amrita
つねちゃん・蝶屋・PEACE ASHBURY・ STUDIO COBRA

 

 * 12時から15時の早めの時間にトーク・ルーツレゲエ、遅めの時間に最近のレゲエ系DJが出演します。

 * 今年はカンナビスト関西とAKR-Styleの共催です。AKR-Styleはほぼ個人営業の小さなデザイナーグループですが、最近関西で売り出し中の勢いのある若手グループです。

http://akrstyle.com/

 * ワンドリンク付き、前売り1000円、当日1500円のカンパチケットをお願いしています。営利目的ではなく、緑地公園の使用料とイベント運営費および団体活動費に全額用いられます(位置づけとしては有志による文化的なムーヴメントへの貢献なので、正直多少自腹を切って赤字の予定です)。

 * ここ1-2年で米国西海岸諸州では大麻の実質的合法化が大きく進み、ニューヨーク等の東側でも進展が期待されています。マリファナ・マーチは全世界で開催される大麻非犯罪化を訴えるリベラルかつ世界規模の文化的ムーヴメントで、大阪ではカンナビスト@関西が過去10年間に複数回開催してきました。

 * 前売りチケットは協賛店もしくは実行委員の森までお問い合わせください。

  問い合わせ:morihajime6314@gmail.com

 

7月サロンのお知らせ

7月の大阪でのサロンを以下日程で開催します。

8月2日(日)に服部緑地公園でマリファナ・マーチ 2015 Osakaを予定していますので、その打ち合わせが主なテーマです。

 

とき: 7月19日(日)19時~21時半ごろ

ところ: 朱夏 (中崎町

http://amanto.jp/groups/shuka/

参加費: 無料(自分の飲食代のみ)

 

 * 本年度のマーチは大きな会場なので、ボランティア・スタッフが足りておりません、手伝ってやるよという方、ぜひご一報ください。

 

連絡先: cannabisty@gmail.com (山本)

麻アースデイに行きます

以下の日程で「麻アースデイ」が開催されます、カンナビスト@関西は飛び入り参加ということで、どこか空きスペースに臨時サロンを作って来場者と語り合う予定です。

 

アースデイ2015プレ祭り@京都

とき: 6月21日(日) 11時~19時

ところ: 京都立誠小学校(木屋町の真ん中)

麻地球日「麻アースデイ」2015プレ祭@京都 – Heyevent.com

 

 * 6月の毎月のサロンはお休みにしまして、代わりにこちらにお邪魔しています。どなたでも当該イベントあるいはカンナビストの臨時サロンに合流してください。

 

臨時サロンの問い合わせは cannabisty@gmail.comまで

 

5月サロンのお知らせ

5月の大阪でのサロンが下記日程で開催されます。
カンナビスト@関西では、どなたでも参加できるオープンな場として
毎月最終日曜日にサロンを開いています。

【大阪サロン(5月)】
とき:5月31日(日) 19:00~21:00
ところ:朱夏
(地下鉄谷町線中崎町駅から3分)
http://amanto.jp/groups/shuka/

*参加人数やお店の都合などによって、場所が近隣のお店に突然変わっていることがありますので、はじめて参加される方はメールにて一度ご連絡をいただけると確実です。

*参加無料、出入り自由

今回の大阪サロンでは、以下のような話をする予定です。

○本年の活動予定について、とくに今年開催予定のマーチの話

○国内における非犯罪化運動の動向報告

○今後、大麻非犯罪化運動を進めていくための諸々の方策

以上のような話だけではなく、雑談なども多くあるかと思います。
「楽しく、真面目に」がモットーの大阪サロンです。

参加者は4名から多くて10名程度の小さな集まりですが、
新規の方も多く身内ノリは全くないと思います。気軽に飲みにきてください。

ご不明な点などは、お気軽に下記メールまでご連絡下さい。

尚、サロンでは以下のようなことはお断りしています。
*ナンパ行為
*違法の物品の持込や、その他法令に触れる行為

主催
カンナビスト@関西
http://cannabisty.hatenablog.com/

(幹事メール) cannabisty@gmail.com