次回サロン

次回サロンは3月25日(日)の18時~ 中崎町朱夏にて開催される予定です。

 

 

ここのところ森友問題で種々のニュースが出ていますが、私が気にかけているのは籠池さんの長期勾留で、もう200日をとっくに超えました。

報道によると、独居房で面会許可も下りずこの冬を越したようです。

 

私個人は、籠池さんの幼稚園については理念的に大いに懸念をもっていて、実は朱夏の向かいの建物に塚本幼稚園の「敢えて出る杭になれ!」なる勧誘ポスターを2年ほど前に発見して、これは何だ、誰が貼ったんだなどと尋ねたことがあります。

 

私は彼の思想やこれまでの個人史としての経歴にはとても賛成しませんし、むしろ大手を振って現れるのなら反対しますが、それでも、彼をただ口封じのために非人道的な長期勾留を行っているシステムの側を、まずは批判します。

ただ一人の人間として、籠池気をしっかりもて。

 

これまで日本というシステムでは、おおむねこういった「異例」の長期勾留は反体制的・自民政権に批判的な人々に対して主に用いられてきて、だからこそ救援連絡センターは重要な役割を担ってきたと思います。

最近でも、原発や基地反対の運動を担ってきた人々が、ちょっとした微罪で半年ほど勾留されるような事がしばしば起こってきました。

www.okinawatimes.co.jp

 

かつて首相だった時の麻生邸への「見学ツアー」主催者が、微罪も犯していないのに、突如逮捕されたことを、私はよく覚えています。彼はたまたま記録映像があったために、無罪放免になって当時の当局側現場責任者は罰せられましたが、それは僥倖と呼ぶべきことでした。

www.youtube.com 

 

日本のメディアは、中国の民主運動家を政権が弾圧しているなどとして、「あちらの国はとんでもない、それに比べて我が国は…」と報じてきましたが、私はそれは五十歩百歩の問題で、その程度問題は大事だとしても、日本も決して自由な国ではないと思ってきました。

 

今回の問題は、たまたまバビロンのトップに取り入ろうとして途中で失敗した哀しいおっちゃんが、梯子を外されて、法外な長期勾留を今も行われているということです。私は、一人の人間として、彼のこれまでの活動に反対しながら、同時に彼を心配して、彼を取り巻くシステムについて懸念しています。

 

カンナビスト@関西 幹事Nao