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旧記事: Prop19に関する海外記事翻訳 by Pot

旧記事

明日11月2日火曜日にカリフォルニアで大麻を合法化し、課税化しようとする住民投票(prop 19)が中間選挙と合わせて行われます。

日本時間では11月3日の正午前後に結果が分かります。

これが可決されればカリフォルニア州で25平米の敷地内で栽培でき1オンス(28グラム)までの所持が認められます。

多くの方がご存知の通り、すでにカリフォルニア州ではどんな病気にでも医療大麻が使用できます。しかし、これは医師の診断を受けた上で発行されたライセンス(診断と言ってもツタヤのカードばりに即発行ですが。。。)が証明されるまでは犯罪者なわけで仕事にも影響がでます。

カリフォルニ州は医療大麻が初めて認められた州でもあります。

ニューヨク・タイムズからの要約ですが、大麻取締り方がなぜ失敗に終わっているか大きく3点書かれています。

1 大麻取締法を施行するために生まれる資金の損失。

2 黒人差別による貧困の助長。

3 禁止することによりブラックマーケットに資金が流れ、ギャングの資金源となる。

 

ニコラス氏のコラムが載っているニューヨク・タイムズの文章を以下に翻訳したので詳しくはそちらで。

 

31種類の大麻が販売されていることが自慢の店に立ち寄った。しかもそこは特典キャンペーンをしており、10パケ大麻を買うと一袋オマケしてくれるのだ。

『この3ブロック内に5店舗もディスペンサリーがある。』と店主のキム氏は語っている。彼は自身の商品のラインナップに自信を持っている。また、他のディスペンサリーの経営者と同様に彼は国と州の法律に不満を持っている。

しかし、カリフォルニアに置いてそのような規制はすでに消えている。カリフォルニアでは誰もが虚偽の病名による診断書で大麻を買うことが出来る。 その上、次の火曜日112日にカリフォルニアの有権者達は大麻を合法化するかどうかの選挙が待っている。

およそ100年近く大麻を禁止するという実験を行った。この禁止令は最悪なほどに失敗に終わっている。だが、今回カリフォルニアがこの狂った禁止令を正常に戻す草分けになるかもしれない。もちろん、カリフォルニアが合法化した場合いくつかの危険があるだろう。しかし、現在の薬物政策は大きく分けて3点壊滅的な結果を引き起こしている。

 

第一に、何十億ドルもの教育に使える資金を無駄にしている。カリフォルニアは現在教育よりも刑務所に税金をかけている。未成年の拘留者、一人当たりに約21万ドル(1600万円)使われている。しかしオークランド郡の公立の制度では一般の子には8000ドル(約64万円)しか使われていない。

毎年75万人のアメリカ人が少量の大麻を所持しているだけで逮捕されている。

これは本当に最良な警察官の使い方といえるだろうか。

 

それに比べ大麻を課税化すれば沢山の資金が生まれ、その一部は学校教育、図書館や児童の教育に使えるだろう ハーバド大学のジェフリー経済学者の試算によると大麻を課税かしアメリカ全体で合法化すると87億ドル(7000億円)の歳入を得ることになるだろう。また一方で、毎年法を施行するために浪費されている資金が節約出来る。

国家予算の約170億ドル(15000億円)が無駄になっている。これは全ての3,4歳児をかなり質の高い幼稚園に通わせることが出来る金額だ。ある研究の結果では教育を高めれば将来的に犯罪が減り、薬物の使用も減る。また、国内全土で薬物使用を認めないキャンペーンの為を十分残せる

 

大麻取締法の第二の問題は貧困を助長し、家族を崩壊させる。不公平にも人種差別を基に公平な施行がされていないのが原因の根幹にある。アフリカ系(黒人)、ラテン系(南米系)アメリカ人はヨーロッパ系(白人)アメリカ人に比べ警察に停められる割合が多く、調べられる可能性も高い。しかも薬物が見つかった場合かなりの確立で起訴される。

カリフォルニア州のロサンゼルスでは、若者の白人の方が黒人よりも大麻の使用率が高い。それにも関わらず、黒人は白人に比べ7倍も多く逮捕されている。

 

この不公平が、黒人男性が仕事を見つけるのをより困難にし、黒人女性がいい男性を見つけるのを困難にしている、そして黒人のモデルの家庭のように安定した家庭で子供が育つ確立を低くする。間違いなく、薬物が黒人のコミュニティーを破綻させている。しかし、処罰がより状況を悪化させている。

第三に、薬物政策がより多くの犯罪を引き起こしギャングに力を与えている。「大麻を禁止にすることにより利益を得るのは凶悪なギャング達だけで、カルテルは計り知れない売り上げを得る。」と現職、前職の警察官、裁判官、検察官達が書いた手紙がカリフォルニアの有権者に送られている。

私は薬物に対して幻想を抱いていない。中3のとき友達の一人が大麻に手を出し、その後よりハードな薬物に手を染めていった。もし合法化したならそのようなことがより一般的になるかもしれない。しかし、2001年に非犯罪化されたポルトガルではそのような重大な問題は発生していない。

 

さらに、1996年にカリフォルニアでは医療大麻が承認されたが、使用者が急激に増えることはなかった。 医療大麻のライセンスを発行してくれる病院はそこらにあり、45ドル(3600円)の受診料を払うとライセンスが貰える。あとは31種も取り扱ってるキム氏のところにいけば75ドル(6000円)で3.5グラムの大麻とオマケのOGクッシュが手に入る。キム氏は「これは良質な熟成されたワインみたいなものだ。」と言っている

もしくはインターネットでも可能だ。あるネットの広告では「大麻は友達、ただのジョイントを手に入れよう」と世界はまだ終わっていないとある。

 

アメリカ合衆国の連邦法の利点として、アメリカ政府が失敗した政策を掲げていても、州レベルで改善し試みることが可能だ。私は心よりカルフォルニアが今週の火曜日から大麻の合法化を導いてくれるだろうと信じている。